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半断食療法 > 近藤誠医師の癌治療への指摘

癌に対する独自の視点で切り込み、脚光をあびておられる「近藤誠医師」の著書「余命3ヶ月のウソ」を読ませていただきました。
主な内容は、癌における現代医療の現状と問題点をあげ「がんは原則として放置したほうがいい」を軸に展開しておりました。
常識的な現代医療での癌への取り組み方へことごとく異をとなえておられていて、読み進めていくほどに、もしこれが本当だとしたらとても恐ろしいことと思いました。

一方で近藤医師の訴えには反論も多く、このように強烈な論理には同等の反論が起こることは世の常であります。

近藤医師の論理とそれに対する反論のどちらが正しいのかは私には当然ながら判断はつきません。
ただ、手の施しようが無いと医師に断定された妻を含むたくさんの癌患者が、粉ミルク療法で完治した経緯と近藤医師の癌への取り組み方に、接点を見出せた部分があったと感じております。

私たちをとりまく文化や科学、哲学などは時代と共に移り変わっていくのは避けられない特性があります。
しかし人の命を左右する医療については時代に翻弄されない基準に基づいたものでなくてはなりません。
そうでなければ「昨日までこの薬は有効だったが今日から使用禁止」などとなって、安心して命をあずけるわけにはいきません。

一方で、自然の摂理は私たちの生命に関するすべてを管理していて、人類の考えのように時代と共に変化することなく見守っています。
これこそが医療の基準として最もふさわしいといえるでしょう。

現代医療の先端をいく近藤医師の内部告発ともとれるこうした内容を公表したことで、医療の世界にうねりを生じさせたことは、医療の体質で浄化されなければならない部分は浄化され、あるべき医療体質への脱皮が加速されつつある現象であると願いたいものです。

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免疫システムと自然治癒力の違い

これまで自然治癒力と免疫力は同じものと思っていましたが、近藤医師の本のなかの表現がきっかけで、一般的な認識では両者は異なるものと初めて知りました。

近藤医師は、「癌組織は外からの異物とはみなされないため免疫システムは癌を攻撃しない。」
と述べられていたことに少し違和感ありました。

粉ミルク断食療法でたくさんの癌患者を救ってきたのは、免疫力=自然治癒力によるものと思っていたからです。

免疫力については解明が進んでいるようですが、自然治癒力についてはほとんど分かっていないようです。
西洋医学にたずさわる医師も自然治癒力を否定はしていないようですが、とらえどころがないため、漠然とその存在を認めてはいるということのようです。
ですから積極的に医療の現場でその機能を使いようがないといったところでしょうか。

調べてみると、免疫システムとは次のように
「外部から進入してきた異物(抗原)に対し、これを排除しようとする機能を免疫という」となっていて、このように人間が定義づけしたものでそのはたらきは限定的です

これから汲み取れることは、個人がみずからつくりあげた精神的な状況が影響して肉体に引き起こす不具合には、免疫は機能しないということです。
実は私たちが引き起こす不具合にはほとんど精神面が影響してのことですが、免疫システムはその点に関しては関与しない範囲で機能するととれます。
そうなると免疫機能とは、かなり狭い範囲でしか効果が期待できないということです。

一方の自然治癒力は免疫機能をも含んでいるが、それ以上に広く奥行きもあり、生命全体を管理しているシステムとでもいえるのでしょう。

つまり粉ミルク療法でたくさんの癌患者さんたちが救われたのは、免疫療法でというよりも自然治癒力による結果といえます。

免疫療法にもいろいろな種類があるようで、患者の免疫細胞を取り出し培養したりまたは細胞を分離培養したり、活性化したりしてして体内へ戻したりするようです。
しかし培養や活性化は人工的な処理が介入しますので、そこに問題がないとはいえないように思います。

また免疫療法は、理論的に癌を排除できる可能性はあるが、治療技術面での困難さゆえに単独での治癒率は低く留まっているため、抗がん剤治療や放射線治療と組み合わせて治療するのが一般的ということです。

粉ミルク療法は治療技術面での困難さはなく、治癒率は高く、また抗がん剤治療や放射線治療と組み合わせてとは正反対の療法であり、免疫療法のジャンルとは区別して捉えなくてはなりません。

自然治癒力は私たちを生かそうとするすべての力

自然治癒力でも生命力でも名前は何でもかまわないのですが、目に見えない大きなエネルギー(ここでは自然治癒力とよぶことにします)が私たちをゼロから地球上に産み落としたことは間違いないことです。

そのエネルギーは私たちを生かそうとする方向へ注がれております。
私たちが病気や怪我で命が危うい状態になり、そこから助かりたいときにはその方向へ自然治癒力が手を差し伸べるシステムが、身体のなかにプログラムされていると考えられます。

そのプログラムが効率よく機能するレベルは、その方のおかれた状況や条件によっていろいろであり、それによって助かる人、助からない人と振り分けられるのでしょう。

その条件とは、「対象の人が心身ともに、いかに自然治癒力が効率よく機能する環境下におかれているか」といえると思います。

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生活習慣の改善が自然治癒力を引き込む

難しい病気のひとつである癌を含め、現代病の多くはゆがんだ生活環境からの生活習慣病といえます。
ですからそれらの病気を治す方法は、バランスが崩れている生活習慣と取巻く環境を正すことが条件になります。

生活習慣の不適正さは個人によって様々ですが、その中で大きく占めているものに食からのものがあります。
特に日本をはじめ文明国といわれ、食料事情が豊かな国ほどこのバランスが崩れているよう です。
食生活を取巻く環境は、食材の安全性、食べる量、食材の組み合わせ、旬のものを食べているか、良くかんで食べているか,間食の習慣・・・・など多岐にわたります。
その中でも食品の安全管理に関わる部分は深刻です。

私たちが食べる食材は、長期保存させるために薬品が使われ、農産物にも化学肥料や農薬を使って生産されたものが多く、家畜には病気を防ぐために多量の抗生剤が使われております。
良くないと分かっていてもこれらの食材を食べていかなければならないわけですから、長年の間に体内に蓄積されてしまった、毒性のものをどうにかして排泄することが必要です。

またグルメ嗜好が主流な現代は、おいしいものを習慣的に食べ過ぎてしまいアンバランスを招いてしまっています。

特に高タンパクな素材は消化するのに多くのエネルギーを消耗してしまい、治癒機能にはいきわたらなくなってしまい、不具合のもとになっていきます。
これらの不具合を正すためには、食べるものを吟味しその食べる量を減らすことが優先事項になります。

自然治癒力は常に私たちの不具合、アンバランスを修正しようと陰ではたらいてくれていますが、私たちがおいしいものを次から次から食べ続けるために消化作業に追われ、修正作業が間に合いません。
それを続けていると老廃物の排泄が間に合わず、毒素が体中に蔓延してしまいついにいろいろな病気を発症してしまいます。

そのならないためにときどき食事制限や断食をして修正作業(自然治癒力)に集中してもらい、毒素を排泄していくことが必要になります。
仮に発病してしまったとしても、自然治癒力のはたらきが集中できる環境を一定期間整えると、癌をも治せるだけの能力を発揮した事例がたくさんあります。

このように体調に不具合が出た場合でも不信感がいっぱいの病院へ行かなくても、自然治癒力を引き出すことにより多くの症状が解消できます。

近藤医師が「余命3ヶ月のウソ」の中で指摘している中に、本当の癌(多臓器へ転移能力がある)と癌もどき多臓器へ転移能力が無い)があり、本当の癌を治すことは非常に困難だと述べておられます。

近藤医師は様々な臨床データから導き出した結果のお話なので、私などがそれについて何も言えるものではありません。

自然治癒力を引き出す方法はただひとつではないと思いますので、これまで困難だった本物の癌治療も、今後あらたな自然治癒力の引き出し方が発見されることで可能性が生まれてくると信じています。

「余命3ヶ月のウソ」「おわりに」とても感動的でした。

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