「完全治癒への扉」へようこそ

半断食療法 >全身マッサージ


ここでは治療室で体験し、教わった全身マッサージの手順を紹介いたします。

(マッサージの様子の絵が無いため解りにくい部分はご容赦下さい。

全身マッサージをすることにより血行を良くし新陳代謝を促すため午前、午後の一日2セット行います。(1セットは15から20分)
朝食を済ませ少ししたら午前の全身マッサージを受けます。


患者はパジャマのような楽な着衣で、まず患者は敷き布団の上に仰向けになります。

施術者は患者の足元にひざで座り患者のふくらはぎを施術士の太ももの上を転がしながら片方の足ずつ、両方の足をマッサージします。

患者のふくらはぎの膝の裏に近いほうから足首に向かって、施術者の太ももの上をずらしながら転がしていきます。

これを片方の足を5~6回転がし、両方の足を行います。

次にすねの前側の脛骨と腓骨の間の窪んだライン(さんりというツボ)を長さ方向へずらしながら親指で押さえていき3~4回繰り返します。これを両方の足で行います。

今度は患者はうつぶせになりアキレス腱、ふくらはぎ、ももの裏側を親え指や手のひらを使い脚の下から上へ向かって血行を促すようにマッ サージします。

まず患者のふくらはぎの中心部を、膝の裏の少し下辺り(足首寄り)からアキレス腱の少し上の辺りまで施術者は 両手親指を使い押しながら移動させます。これを片方の足を3~4回で両方行います。

そのあと施術者は手のひらを使い、アキレス腱の少し上から膝下あたりまでこすりあげ、ふくらはぎの血流を促しすマッサージを3~5回おこないます。

次に腿の裏の中心ラインもおしりのあたりから膝の裏の少し上まで、両手親指に体重を乗せ、ずらしながら押していき、3~5回くりかえしたら、ふくらはぎ のときと同じように手のひらで膝の裏の上あたりからおしりにかけてこすり上げ血行を促すマッサージを3~5回おこないます。

次はうつぶせになったまま上半身のマッサージに移ります。
このときは患者は枕をはずします。

まず施術者は患者の腰のあたりに馬乗りになります。

このときは患者に体重をかけないように、施術者は自分の体重をひざで受けます。

まず患者の肩から腕の付け根のあたりや肩甲骨の上を両方の手のひらを使い、こするように5~6回づつマッサージします。

次は背骨の真ん中から左右5~6センチの幅を首の付け根の辺りから腰の辺りまで両手親指に体重を乗せながら十数箇所を押し、これを3~5回繰り返します。

今度は施術者は患者の足元に移動します。

患者はうつぶせの状態で膝を上へ直角ほどに折り曲げます。

患者の両方の足首あたりを左右片方ずつ持ち左右にぶらぶら振動させるように振ります。

このとき少し足を持ち上げるようにするとやりやすいと思います。

このぶらぶらマッサージがお気に入りの患者さんは多いようですが(妻はこれがお気に入り)、これは施術者が結構疲れますので1回を5~6秒くらいで2~3回ほどにしておきます。

これを終えましたら、今度は患者は仰向けになりひざを立てて足を開きます。

施術者は患者の開いた足のところへ位置し、患者の太ももの下に施術者の太ももの上面をあてがい膝で座ります。

施術士は利き手の手のひらを広げ腹部を少し押すようにしながら、時計回りに円を描くようにさすりマッサージします。

手の平を使い排便を促すように腹部を時計回りに回しながら10回くらいマッサージします。

次に両手の親指を少し圧を加えるように患者の腹部の中心から左右に開くようにさすっていきます。

これをみぞおちの辺りから左右にさすりながら少しづつ臍の少し下あたりまで移動しながら、これを3~5回行います。

次に患者は仰向けの状態からひざを閉じて曲げ、腿を腹部へ当てるようにもっていきます。

施術者は患者の膝からすねのあたりを押さえ、患者の腿で腹部を押すように少し体重をかけ5~6回繰り返します。
これでマッサージ1セットになります。

これを昼のミルクを飲んで少ししたら午後も同じ内容で1セット行います。

癌患者さんは身体のあちらこちらがにひどく凝っている方が多く、マッサージを施すときは少し押しただけでも痛みを訴える場合がありますので、患者さんの感想を聞きながら加減に注意して施術することが大事です。

マッサージが1セット終わったら、患者さんによっては血行が促進されるために身体感覚に変化を感じる場合がありますので、そういう場合は終わった後はすぐ普通に動かないで、そのまま少し休息を取るようにされた方がよろしいです。

付き添いの私はこのマッサージを覚え、家に帰ってからもこの手順で続けました。

スポンサーリンク

マッサージの基本

筋肉には伸びることと縮むことの2通りの働きを感知するための器官(筋紡錘)があります。
この器官は強い刺激などで割と故障しやすく、それによって筋肉のトラブルを生み、こりや痛みの原因となってしまいます。

ですから特に痛いところをほぐそうと集中的に強くマッサージしすぎると、その器官に支障をきたしてしまいますので、ただ闇雲にマッサージをすれば良いわけではありません。
他人へのマッサージをあまり経験が無い方は、受け手の痛いところを良かれと思い一生懸命やりすぎたりがよくありますので、ここのところは気をつけなければならないところです。

もっとも信頼できる家族の方から受けるマッサージの優れたところは、手のひらから受けるぬくもりや大きな安心感が得られることです。
これは自然治癒力を更に引き出すためのもう一つの大切な要素です。
病気を治したり健康を維持していくのには医療技術もさることながら、同様に自然治癒力を促進してくれるのは感謝の思いや、これまでの反省を前向きに取り入れ、今後の希望を描き出すことです。

マッサージを通して触れ合う施術者(家族)の手のひらと患者との間には、言葉で表せない感謝の念や家族への思いやりが生まれてきます。
こうしたことが患者の前向きな強い意志に働きかけ、病気の苦しさや長い治療生活を乗り切ろうとする精神的な支えになります。

スポンサーリンク


半断食療法 > 全身マッサージ

↑ PAGE TOP