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心と身体 > 違いより似ている部分の価値


近年、個性的なことにより価値を見出すことが主流となっているようです。

他の人とは一味違う個性をもっていることは魅力的で、また商業ベースにも乗りやすい一面があるのでしょう。
またそうした発想が、新しいものを生み出すのには欠かせないものです。

個性尊重の時代が進みたくさんのユニークなものが生み出され、それらが「個」であるが故の価値感に守られ存在しております。

特に現代は科学技術が発達してくるに従い、高度な分析技術を駆使して一つのものをたくさんのピースに分解し、それを新たなピースの組み合わせの試行錯誤をしながら独自の価値を生み出そう とします。
こうした積み重ねのお陰で便利なものが身近なものとなり、私達はその恩恵を受けております。

しかしこの取り組みがどんな分野にも有効かというと疑問を感じます。
少なくとも医学の分野にはこの考えは不都合と思うのですが・・・。
私達の体を構成している臓器をはじめ体すべての部分はそれぞれ単体で機能を果たしている訳ではなく、すべての部分が連携しながら一人の体を保っているのでしょう。
そうすると分析の取り組みではなく、逆にそれぞれが個としての機能と考えられていたものが他の部分とどんな連携がはかられているかを探る取り組みが、体の不具合を改善する上では有効なこと と思われます。
病んだ臓器を簡単に摘出するような現代医学上の処置には、大きな問題を含んでいるように感じます。

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職人やアスリートやある種の芸術の世界では「身体に覚えこませる」の言い方で、心と技と体を一つのものとして鍛錬していき、連携して身体が動くようになっていくための導き方があります。

心と技と体という異なる存在をそれぞれ別物ということで独立させるのではなく、それらのなかに潜んでいる接点を見つけ、鍛錬によってお互いの不足を補いながら新たな機能を引き出す取り組み です。

優秀な職人や一流のアスリートはこうした鍛錬を経て、心と技と体のリンクをより太く形成していくことにより、イメージ通りに体の動きがついていくことができるようになります。

余談になりますが、アスリートじゃなくて普通の人でも何度も同じような動きを繰り返す生活習慣の動きにより体が分かっている状態になります。
それによっていちいち腕や足など身体の部位の動きを考えなくても、目的をイメージしただけで身体が適切に動いてくれます。

このように身体は心と技と体が連携していて無意識のうちにスムーズに動き、普段の生活をこなすことができます。

またそんな無意識な動きのなかに、その人の個性やいろいろな事情が現れております。
例えば人の歩き方にはみんならしさが出るし、見る人によってはそこから内面の一部が感じられたりそこから更に深読みし、そうさせている心理を読み、更には健康状態まで感知できる方も居られるようです。

このように心の状態が体に現れ、体の状態が心に映し出されていてこれは紙の表と裏のように切り離せないものとして存在しております。

 正に「心身一如」です。

このように一見相反するものの中に存在する共通部分を見つけ接点を繋げ一つに統合していく考え方や行動は、今後ますます進んでいくであろうグローバルな時代には大きな価値観として浮上し てくることでしょう。

実際、急激に国外の人たちとの接触する機会が多くなり、それに伴ない文化の違いによるトラブルも増えてきております。
ここでは「個性的」を主張するより各民族間の文化や習慣の「共通部分」を見つけたり、少しの努力で共通の生活習慣に成りうるような部分を見つけ、育て上げるような取り組みがより求められていくと思われます。

医療の取り組みについても「心身一如」の考え方が優先されなければなりません。
繰り返しになりますが、私達の体のあらゆる臓器や骨格、皮膚、筋肉・・・はそれぞれ独立して機能しているわけではなく、それぞれが連携してはたらいております。
機能障害をおこしている臓器といえども、これを切除することによって体のバランスを崩してしまうでしょう。

その意味において医療の現場では、機械に対するような分解や分析からの手法は必ずしも適切ではなく、むしろ逆効果な場合が多いのではないでしょうか。

例えばある臓器に初期の癌が発見された場合、可能な限りその臓器を切除する治療では人体の治療と機械の修理をどこか混同しての取り組みとしか思えません。
生命体と器械では大きく異なる性質を有しており、その筆頭は自己治癒力の有無といえるでしょう。

人体の不具合への処置は切除、抗癌剤、放射線などによる高いリスクを伴なう治療をせずに、自然治癒力をうまく引き出す取り組みについて掘り下げることこそ高い価値を有するものと思います。

健康に生きている人の様子は、身体を構成している内蔵や筋肉、神経、骨などすべての部位の受け持つ機能や役割が、ばらばらにではなく一つになって何か共通の目的に向かってはたらいている状態です。

こうした身体のすべての部位をうまく連携しながら機能し、私達が生きているのは神の領域からのプログラムによることです。

この宇宙の広がりに繰り広げられている生命のプログラムによって生かされている私達の体に、奥行きも幅も未熟な人智によってメスを入れることは無謀なこととであり、更に何かの障害を埋め込むことに繋がる危険を有すると言えるでしょう。

身体のすべての部位の連携が滞って体調不良になったのを修正しようとするときはできるだけ人智を差し挟まず、薬や栄養その他を与えるのではなく、自然治癒力を引き出す方法を摂ることが理想的なことと思います。

様々な引き出し方が有ろうかと思いますが、食事制限による取り組み(粉ミルク断食や水断食)をお勧めします。

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