まがれみぎ

 せっかくですから曲がれ右して落し物を探しにそこまで

 無意識 > 無駄な力を抜くには

普段あまり意識したことはない方が多いと思いますが、意識的に力を抜くことは簡単ではないということです。
逆に意識的に力を入れることは普通にできます。

「力を入れる」と「力が入る」では内容が異なります。
無意識のうちに「力が入っている」状況はよくあることです。
しかしたまたまそこに気がついたとしても、置かれた状況によってはその力をうまく抜けないものです。

特にスポーツや演技がうまくいかないときは、たいてい身体の一部に無駄な力が入っていることが原因であることがよくありますが、本人はどこに力が入っているかがわからないことが多くあります。
無駄な力を抜くことは演技の向上を目指す上では欠かせませんが、これは簡単なことではありません。

だいたいが本人が気がついていないことを改善しようとは思わないわけですから、これは難しいわけです。

無意識に無駄な力が入ってしまうのは心理的な原因からが考えられます。
スポーツ競技会を控えて、また求められる表現にミスを犯したくない場合などでの緊張感のなかでは、身体の至るところに力が入り、結果うまくいかなかったことは誰でも経験したことがおありでしょう。

技術的に不安があったり、失敗して人前で恥ずかしい思いをしたくないと強く思ったりした場合ほど平常心で臨むことは難しいものです。

経験の多い方はリラックスできる方法をお持ちでしょうが、私の場合の解消法を紹介したいと思います。
例えていうとボーリングゲームで、上手な方があの重い玉を転がすときの動作にヒントがあると思うのです。
私は決して上手なわけではありませんが、慣れない方がプレーするのを後ろから見ているとボールを充分後ろへ振り上げ自然落下の勢いを利用しないで、力だけで振り下ろしています。

あの重いボールを力任せに転がそうとするとフォームは乱れ、人一倍力を消耗するだけでストライクは程遠いだけに終わります。

しかし振り子の原理をうまく利用して転がすと余分な力を入れなくても玉が転がり、また回転やコース取りなどのコントロールをも余裕をもってできます。


私はこの振り子の動きを演技や身体の動きに当てはめられるポイントを見つけようと頭の隅において取り組みます。
学生時代はアルペンスキーに入れ込んでいまして、この振り子の原理は技術の向上に大いに利用し、いろいろな斜面で無理なくスムースなターンができるようになりました。

このように振り子の動きからの連想でリズム感も生まれ、また身体の動きも滑らかになり、いろいろな動きに余裕が出てアレンジしやすくなります。
こうして演技に余裕をもって表現できることが、本番での緊張を解きほぐし無駄な力の軽減にもつながることでしょう。

ただ闇雲に動きの練習や技術を磨こうとストレートに取り組むのではなく、振り子に限らず自然の動きの中から合うものを見つけ出し、その合理性を技術の中に当てはめていくやりかたはとても有効なので機会があったら試してみてください。

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