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ヤジロベーの動きを見ていると教わることがあります。

多少の外乱によってヤジロベーは揺れても安定しようとゆらゆらしながら耐え、やがて静止します。

両サイドの錘が同じ重さだから、 こうしてバランスを保ち安定することはどなたもご存知です。
この錘は片方の錘の動きを邪魔するように、もう片方の錘にはたらきます。

ここでイメージを膨らませて、この錘をいろいろなものに置き換えてみるとまた違った見え方がしてきます。

例えば片方には「善」、もう片方には「悪」。

また片方には「幸」、もう片方には「不幸」。

更に片方には「健康」、もう片方には「病気」。

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このように正反対のものを幾通りにも乗せてみることができます。

こうしてヤジロベーに置き換えて見てみると、マイナスの要素がプラスの要素をプラスとしてはたらけるように補佐しているように見えてきます。

またその逆もあります。

「善」 「悪」の例の場合、私たちは悪を排除しようと教育されてきたために、世の中で悪いことをした人に制裁を課します。

身の回りの悪を排除しようとする行動は現実的ですが、このヤジロベーに当てはめてみると、悪を排除してしまったらバランスが崩れてしまうため、折角の「善」は機能障害に陥ってしまい ます。

「善」 が善だけで存在できるものならまだしも、どうやらお互いの存在があるお陰でうまくいっているみたいです。

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またこうした「陰」と「陽」の組み合わせでものごとが存在している仕組みは、自然の摂理ですので私たちの知恵ではそれぞれを切り離すことは無理でしょう。

そうだとしたら悪のみに視点を当てて、善から切り離して排除しようとする行動は成就しないのではないでしょうか。

ヤジロベーが左右に揺れ安定に乱れが生じるのは、風とか他の何かが錘に接触するというような外乱によって始まるわけで、単独に「悪」が引き起こした結果ではありません。

安定に導くためには風などのような外乱に視点を当てて対処するのが根本的な対応です。

また犯罪行為の場合はその犯人を法に則った処罰が妥当だとしても、その解決しなければならない本当の問題は「風」に相当する部分です。

現在の法整備上では犯人を捕まえ、責任を果たさせることで問題を解決できたという認識に見えますが、その背景にある問題を解決しなくてはいつまで経っても同じ繰り返しとなるでしょ う。

ヤジロベーの錘を「健康」 と「病気」 に置き換えて考えても同じ事で、 病気そのものを悪者扱いにして無くしようとすることは自然の摂理に反することです。

また、善の中にも悪があることも想定しなければなりません。

病気は生活習慣により自分で招き入れることの原因も少なくありませんので、自分(善?)をさておき病気(悪)そのものだけを排除しようとしても本当の解決には至らないでしょう。

健康を取り戻すためには病気に繋がった原因に焦点を当てて、地味で月並みですが自然に沿った生活習慣を徹底し、なるべく薬は使用しないで身体にもともと具わっている免疫力や自然治癒力を引き出しす取り組みから、自然に体内のアンバランスを整え不具合を解消していくのが最も良い選択です。


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