「完全治癒への扉」へようこそ

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池袋の治療室でお世話になったあと自宅に帰って翌年くらいからは、妻は食生活以外はもうほとんど普通の生活ぶりでした。

その間は体調面では特別大きな変化もなく順調な療養生活で、もし他人様が見たらこれで癌治療中とは思えなかったでしょう。

当初お世話になった病院で担当医から余命12ヶ月を宣告されていましたので、その通過点は気になっていましたが、全くその心配もないほど益々元気になっていき通過することができました。

私達はこの頃から病院に対する常識が少しづつ変化してきていたこともあり、その時々の妻の病状を検査を受けて確認することには必要性を感じなくなっておりました。
仮に病状が進行していたとしてもこの治療を続けていくことには変わりありませんので、検査結果は重要なものではなくなっていました。

さらに、12ヶ月目を元気に通過したことで、もう病院 にはお世話にならなくても良いことを直感し、私達は大きな安心を得、同時に加籐先生が提唱する半断食療法が信頼できるものであると確信いたしました。

粉ミルク断食を続けて丸4年経った頃はもう普通の生活がでるようになっており、好きな旅行によく二人で出掛けました。

体調が良くなり、本人も自身がついてきたある日、かねてから予定を組んでいた独りで1週間ほどの九州旅行を実現しました。
もし出先で半断食用食材(乳幼児用粉ミルク)が不足してもどこでも手に入りやすい
ので安心して出かけることができます。

ひとつの目的は一緒に加藤先生に粉ミルク断食治療を受けた胃癌で余命2ヶ月だった福岡県在住の女性のところを訪ねることでした。
彼女はその後お元気に暮らしておられることを聞き、是非再開したいと思っていたようでした。
お会いしたらお元気に畑仕事をしていて、お互いにその後のお話で盛り上がってよいひと時を過ごして返ってきたといっておりました。

またもう一つの旅の目的の「野草塾」という自然生活が一貫したテーマの塾への参加で、自然農法に強く関心をもって返ってきました。
妻も今後は自然農法を勉強して野菜を栽培してみたいと思うようになっていきました。

知人からマクロビオティックに関する本や情報を提供していただいたり、「東城 百合子」さんの食養生の冊子から勉強しつつ、本人も玄米食へシフトしていくようになったようです。

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しかし癌の場合は油断は禁物で、5年生存率という基準を満たしていないこともあり少し不安はありましたが、結局は妻の気持ちを尊重して玄米食への切り替えに賛成しました。

そして手順を踏んで徐々に玄米食中心の食生活へ移行していきました。
最初1ヶ月くらいは玄米食への導入期間を設けてスタートし、
朝食は治療室で教わった粉ミルク食を、昼食は黒ゴマペーストに蜂蜜をミックスしたもの大さじ1杯とバナナ1~2本。

黒ゴマペーストは自分でも作れますがなかなか大変なので、どこのスーパーなどでも売られている市販品を私達は使い、これに蜂蜜を好みの味になるくらいの量を混ぜて作ります。

そして夕食は炊いた玄米ごはんをやわらかくお粥にし、すりごま塩を振り掛けたの、味噌汁を基本として、おかずには豆腐や納豆、やわらかく蒸した野菜を細かく刻んだもの等の中から1~2品加えて食べていきました。

塩や醤油は薄めに使っていました。

基本的な考え方は半断食に沿っていますので全体の量は少なめ、ちなみにおかゆは普通のご飯茶碗に軽く1杯、おつゆは普通、おかずは普通の半分くらいの量で良くよく噛んで食べるようにしていました。

そのような食生活を1ヶ月ほど続けた後は、朝昼食は同様に続け、夕食ではお粥を少しづつ硬めなお粥にしていきながら、2~3ヶ月かけて普通の玄米ご飯へ切り替えていきました。

ただし普通の玄米ご飯に切り替わってからはご飯の量を茶碗に半分くらいにして、すりごま塩をかけて良く噛んで食べていました。

玄米ご飯は圧力釜で炊いて食べますが、白いご飯と違い同じ量を食べても後でおなかにズシッとくる感じが違い、少量で満腹感が得られます。

白いご飯の調子で食べると後で苦しくなったりしますので、私の目安は白いご飯の2/3くらいの量が丁度いい感じです。

しばらく玄米食が続いたあと、出先で白いご飯を食べると食感が軽くてつい食べ過ぎてしまうので要注意です。

おかずは野菜中心のものにやはり豆腐や納豆を食べ、肉や魚は全く食べなくなっていました。

そして5年目ほどになると妻はいよいよ元気になっており、本人ももう病人という感覚は無いのではないかと感るほどでした。

でも毎日の食事のとりかたはしっかり守り、お菓子やおやつなどは一切食べずに生活を続けていきました。

幸い妻は元々子供の頃から甘い菓子類をあまり食べる方ではなかったので、間食が無くてもそれほど気にならいと言いながら続けてくれ、私は助かりました。
体調良くなるに従い「少しくらいは・・・」を切り抜け、更に続けていくことは簡単ではありませんが、妻はよくがんばり抜いたと思います。

抗癌剤を受けなかったこと、断食、玄米主体の素食生活を続けたことが幸いしてか、婦人科のものを全摘出したにもかかわらず、年齢的に必ず来るとされているいわゆる更年期障害というものの辛さを全く感じずに過ごせたようです。

こうして27年間、一度も病院の検査にも行かないまま、現在も元気に立ち働いています。

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