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人の力学 > 優先事項を確認して実のある行動を 

私たちは良かったことや楽しかったことより、問題を抱えている箇所により目に止まりやすいのではないでしょうか。

問題箇所を解消することによってすっきりし、快適な生活を再開したいという思いからのものでもあるのでしょう。

このような心の動きは、子供時代の学校教育や親のしつけらの影響もあるかもしれません。

何かと忙しい親や大人の都合を優先させて、子供が夢中になって取り組んでいることを中断させて、

「まず宿題をやってから遊べ」

などと5年間も6年間も教育してきた結果、それが子供の深いところにインプットされてしまい、大人になっても言われ続けてきたことが残っていて、思考や行動パターンに影響を与えてしまっているということです。

実は、このような大人からの指示を先にやり終えたとしてもせいぜいもとの生活に戻れるだけですが、その陰で大事なものを捨て去られ続けていくことになっていきます。

私達の望みは義務を果たしたり日常の身の回りのことをし続けることではなく、自分らしく考え行動し、更にはもう一歩レベルアップしたところへいきたいというのが本心でしょう。

自分らしく行動することは、生きていく上での優先事項としては最上級に位置し、これは生きてきた証(あかし)につながるものです。

子供時代から社会人になるにつれ実生活の中では仕事や身の回りのことに多くの時間をとられるようになっていき、また子供時代に大人にすり込まれた教育も手伝って、自分にとって大事な本来の優先事項が後回しになっていきます。

そしていつのまにか身の回りのことをこなし続けることが優先事項にすり替わっていきます。

この作業は義務感からの事が多く、ほとんどは問題箇所を探してこれを解消していく動きになります。

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つまりこうした気持ちから生まれるものは先に示したように、現状維持止まりがせいぜいとなりかねません。

もちろんそれも価値あることですが、本来の「自分らしく考え行動し・・・」はますます遠のいていくことになります。

子供教育には「まず宿題をやってから遊べ」に「ただし終えたら、それ以上にやりたいことをやれ」をそのつど付け加えるとよろしいのではないでしょうか。

一つの例を示すと、私達の物事への視点の当て方によって結果が大きく違ってくる可能性があります

ある目標に向かって行動している途上で何かしら問題に遭遇するものですが、その問題への視点の当て方には二つあります。

ひとつ目は、問題が起こった原因はどこにあるかという視点。

二つ目は、どうしたら先へ進めるかという視点。

これらは同じことのようにも感じますが、結果に差が出てきます。

原因を探して解消する取り組みは、目標へ積極的に近づくこととは少し違います。

もう一方の「どうしたら先へ進めるか」の視点での取り組みには問題を取り除いた上で更に目標へ積極的に近づく意思が底を流れていてのことになります。

結果は後者の視点からの取り組みの方が、問題を乗り越えた上に一歩目標へ近づいた結果が得られるでしょう。

このようにこの先取り組むことへの視点の置き方で結果に差が出てきます。

身の回りのことに取り組んでいながらも、その先にある本来の自分らしさの表現を全うしようという意思を埋もれてしまわないようにしていくことはとても大事なことです。

はずせない義務や問題箇所の改善は頑張ってクリアしていかなければならないとして、普通生活をしていく上での問題箇所は探すときりがないほどで出てきます。

これらをことごとくクリアしようとした先には、望まれる自己表現と生活のレベルアップの可能性は薄いわけです。

そのこと自体に価値を置く方はそれで良いわけですが、限られた時間を有効に使いながら生活の「質」のレベルアップを図るのにはこれでは不向きです。

より自己実現に近づくためにはまず、望まれるイメージがしっかり画かれ、モチベーションを持続することが必須のことになり、そして何をしているときにもその先にある自己実現を念頭に置いた行動にすることが相応しいでしょう。

自分の問題箇所や不安や心配事を探し、これを優先的に解消しようという取り組みを続けていくと、いつのまにかその習慣が強い支配力を発揮します。

例えば「それが起きたら、どうしよう・・・」「失敗したらどうしよう・・・」

などの習慣がついてしまうとそれを引き寄せてしまい、心配したことが実現してうという心理学の方からの理論もあります。

もう一度自分にとっての優先事項を確認して、そこにエネルギーを集中させるようなつもりで、意味の無い習慣を少しづつはずしていく努力が大事なことなのでしょう。

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