「完全治癒への扉」へようこそ

自然観  > 便利さや嗜好の追求が置き去りにしているもの


物事は時間と共に「流れ」ていき、その流れは「因」が発生する上流から「果」という下流への流れになります。

「果」から「因」へという逆の流れはありません。

私達人類を含む自然界に「因」が発生すると自動的に「果」が発生し、因は果を目指して旅を始めます。
因と果は磁石のように強力に引き合う性質があり、それらが出会い結びついて安定します。
その過程で「因」が「果」を成就させるためにエネルギーが生まれます。

自然の流れに反する動きが生じた場合(因)、それを修正するために、生まれたエネルギーによって反対分子は消滅させ られます(果)。

逆に自然の流れに沿った動きが 生じた場合にはそれを加速させるようなエネルギーがそこへ注がれます。

これが「因」が発生し「果」が生まれそれらが出会い結びついた一連の動きといえるでしょう。因果応報という言葉はまさにその動きを4文字で表したものです。

因果関係を自然現象のなかに見ていくと、四季の移り変わりがあります。

太陽の光と熱、地球の自転などにより地球上では四季が生まれます。
この場合太陽の光と熱や地球の自転は「因」になります。
その結果、地上ではあらゆるものの活動が起こり、地下活動が起こったり、植物が生長したり生命が誕生したりします(果)。

このサイクルから生まれるエネルギーが食物はじめ、生きていくうえでの環境を用意し私たちを心身共に育んでくれております。

このように私たち人類が自然の流れに沿った生き方をしていると、生きていく上で必要なものを過不足なく与えられ、支えられていきます。

逆に自然の流れに反する動きに対しては軌道修正のエネルギーが注がれ、収束までの過渡期には災害を起こしたり、人類にとって不都合なことを生じさせてという「果」が起こる場合もあります。

大きなバランスを維持するために、こうした因と果が無限に繰り返されています。そしてこの因果の動きは私達の心と身体にも適用されております。

例えばこんな経験はどなたにも おありでしょう。

実生活の中で、目標の達成はどんな分野でも簡単なものではありませんが、是非成し遂げたいという強い意志がある場合、途中出くわす苦難をも乗り越えようとする思いに充分なエネルギーが注がれ、意思は最後まで消えず成し遂げることができます。

しかし自分の意思とは反対方向で、流れに逆らった行動の中では、ちょっとした行き詰まりに遭遇しただけで貫徹しようというエネルギーは相殺されてしまい、結局は消滅してしまいます。

意思が向かない方向へいくら頑張って取り組んでも、苦労が多いだけで物事はうまく進まず挫折することになるでしょう。

つまり自然の流れを理解し、それに沿った生活には自然のエネルギーが追い風となりはたらき、精神面、肉体面には無理が無く、目標達成などもスムースに運び良い結果をもたらしてくれるというわけです。

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自然に沿った生活をしていくことは私たちの「掟」であり、これに逆らっては物事が順調に運ばないだけではなく、生きていくこと自体も危うくなることを肝に銘じなければなりません。

しかし便利なものや興味をそそるものがそろった現代に暮らす私たちは、自然に沿うという感覚が遠い存在になってきていて、その掟もだんだん深いところに埋もれてきつつあるかもしれません。

そして掟に従わずに目先の興味や利益ばかりを追い続けるようになり、いろいろなひずみを周囲に撒き散らし、最後にそ れらが病気や様々な災いとなって自分に返ってきたりするのでしょう。

そして医療の現場でも、自然の掟に沿った治療法からは程遠いものになりがちで、結局は5年生存率の不安をくくりつけられた、条件付の健康を与えられるだけになっています。

因果関係の法則により、小さな行動1つでも大きなものに成長し、廻りまわって、良いことも悪いことも私達に大きなものとなって返ってくるようにできています。

便利なことに慣れた現代に生きる私たちにとってはより便利な道具を求め、ますます身体を使わなくて済む生活になっていき、不便な生活を遠ざけていくようになっていく傾向があります。

しかしこの傾向は、先人の智恵や体内部に元々具わった高度な機能を使う機会を失い、やがて忘れ去られていくことを頭の隅に入れておかなければなりません。

ちなみに私達の健康を維持管理していくための機能は内部で完結していて、理想的には、外に求めるものは少しの食べ物と空気、水くらいのものでしょう。

しかし現代は食の嗜好を欲しいままに求めるなど、外に求めるものへの一線を越えてしまっているため引き起こされている体の不具合の解消までも、薬など外へ求めてしまっている状況です。

その意味で、今正に再確認しなければならないのは、埋もれてしまいつつある私達の宝「自然治癒力」がその筆頭といえるでしょう。

一線を見極め、引き返すことも人類の智恵としていくことが次の課題なのかもしれません。

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